トップ » はるかのひとりごと » SEO » 検索エンジンがブログを表示できる理由
はい、こんにちは。
この分野(SEO)には、全く無頓着な私ですが、
私の以前書いた記事に、アクセス数が結構ある事と
自分自身の勉強の為に、記事にして残したいです。

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間違ってるぞゴルァ!って内容があったら、
どうか優しく教えて欲しいです。お兄ちゃん♡

1.検索エンジンの仕組み

検索エンジンはどのようにしてインターネットサーバ(ブログ)を
見つけているのでしょう?

1.1.サーバ(ブログ)を発見するには

検索エンジンは、ハイパーリンクをたどって、
最新の情報を入手するために、日夜インターネットの海を航海しています。
膨大な海には、リンクという羅針盤しかありません。
ですので、ある日突然私が www.harukas.orgというサーバを立ち上げても、
リンクの無いそのサイトは、
検索エンジンは見つける事ができないでしょう。
ではどうやって、www.harukas.orgを発見するかというと、
  1. サーバ管理者(業者)が、直接検索エンジンに登録する
  2. 検索エンジンに既に登録されているサイトからリンクしてもらう
  3. その他検索エンジンの管理者が手動で登録するなど
の3種類しかありません。
大手ブログなどでは、ブログを新規開設すると、
その更新情報(RSSという)をサイトや検索エンジンに通知します。
ですので、1,2の操作をしなくても、勝手に2の状態に
なっているので、いつかは検索エンジンが見つけてくれます。
逆に適当なキーワードで1の操作を行うと
Google先生に「このサイトは不要なキーワードを登録する悪い奴」と
いうレッテルを貼られます。あと自動登録や業者を使っても
良いことは起きないでしょう。
それには理由があります。検索エンジンのプライドです。
サイトの品質が良いか悪いかは、「検索エンジンが決める」のです。
サイトを運営している管理者ではありません。(ここは本当に重要)
ですので、管理者が自分のサイトを良く見せようと
無関係なキーワードでも検索されるようにしたりすると
逆にペナルティがあるのです。
業者に金を払って、リンクを買ったり
ランクや順位を上げるなんて、もっての他なのです。
そんなお金があるなら、まず自分のサイトの品質向上に使いましょう。
はい、横道に逸れました。

1.2.サーバ(ブログ)を発見した後は?

サーバ(ブログ)を発見した後は、そのサイトに登録された情報を
なめ回すように骨までしゃぶります。
そして、検索エンジンが欲しい情報を取っていくのです。
この操作は、全てロボットが自動で行います。
「巡回ロボット」というのがそれです。

1.3.ロボットで情報収集したあとは?

膨大なデータは整理され、検索エンジンのデーターベース内に
格納されます。検索エンジンは、様々なアルゴリズムで
入力されたキーワードに応じた「最適な検索結果」を表示します。
以上で検索エンジンの概要はおしまいです。

2.SEO対策は必要なのか?

SEO(検索エンジン最適化)対策は必要なのか?
1.の項を見る限り、下手に触るより放置している方が
良いように見えます。
ですが、SEOをまじめに考えている人は、様々な動向を
気にして最善のSEO対策を実施しています。
という事は、何かできる事があるという事です。
今回は、その有効なSEO対策について説明したいです。

はじめに「対策」というと、こちら(サーバ(ブログ)管理者)側が
検索エンジンに対して「何かをする」ような感じですが、
そういった上下関係ではありません。何度もいいますが、

上下関係は

検索エンジンを利用する顧客 > 検索エンジン > サーバ(ブログ管理者)

という感じです。我々は「最下層という認識」を忘れてはなりません。

では、最下層の我々が出来る事はなんでしょうか?
それは、上位階層に位置する検索エンジンに、
「本当の姿を見てもらうこと」です。
なんかエッチですがw
「サイトや記事の真の姿を誤解ないように」知って「いただく」というのが
SEO対策たり得るのです。

その方法は、大きく二つあります。
  1. コンテンツの書き方で対策を行う
  2. システムで対策を行う
です。

それでは、おのおの説明してみましょう。

3.効果のあるSEO対策

Webサイトやブログに記載されている情報を効率よく
検索エンジンに知っていただくには、以下の二つの方法があります。
一つがコンテンツの書き方で対策するもの、
もう一つが、システム的な対策をする場合です。
システムといっても、htmlを記述するタグの工夫ですね。
一からWebサイトを立ち上げ、自分でブログやサイトを構築する人は
必ず必要になってくる技術・知識です。

3.1.コンテンツの書き方による対策

 これは、システム的な対応を一切せず、
記事の書き方だけで対策するやり方です。

3.1.1.タイトルと記事の整合性を保つ

まずは、記事の標題です。標題(タイトル)には、
これは「タイトルですよ」という情報が埋め込まれており
検索エンジンは、その内容を見て記事内容を判断します。
ですので、タイトルが「今晩のお料理」で
記事内容に「京浜東北線で使われている車両について」が
記述されているなんて論外です。
検索エンジン様は、ロボットだという事を忘れてはいけません。
記事のタイトルと、内容は必ず整合を取るようにしましょう。
もちろん脱線しても構いませんが、タイトルにある事は
詳しく記事に書くようにしましょう。

3.1.2.タイトルの付け方を工夫する

 次に、記事タイトルの付け方です。
「今晩のお料理」では、そのサイトが「特別」とは言えません。
何かというと、芸能人ではないのですから、一般人が
「今晩のお料理」という題名を書いても、
何も感銘しないという事です。
 「ビーフストノガノフを作ってみた」
 「初めてマカロンを焼いたが大失敗」
 「NULLを日本語でどう読むのか」
というように、簡潔で分かり易いタイトルにするのが良いです。

また、名詞で終わるような文章を書かないことも重要です。
X「USJ」
○「USJに行った」
USJだけだと、それがどうだったのか、どうしたのか
ロボットの検索エンジンには理解できません。
行動が理解できる標題にしましょう。

さらに考慮すべきは、文字数です。
最近のライトノベルやアニメには、もの凄く長いものが
使われますが、あまりダラダラと書く物ではないです。
ですが、
「俺のいもうとがこんなにかわいいわけがない」
程度なら、問題はないと思われます。

文字数は、全角27~28文字以内になるようにしましょう。

記事タイトルを明確にすれば、何が良いか?
それは標題が、検索エンジンの検索キーワードにとって
極めて重要な情報となっているからです。
(もちろん、検索エンジンのアルゴリズムなのでいつ変更されるか不明です)
たとえば、以下の二つの記事があったとします。

<サイトA>
タイトル:今日の晩ご飯
記事:ビーフストノガノフを作った内容

<サイトB>
タイトル:ビーフストノガノフを作ってみた
記事:ビーフストノガノフを作った内容

この二つのサイトを「ビーフストノガノフ」で検索すると
どっちが上に出てくるか、明白ですね。
サイトBは検索キーワードが記事タイトルに
入っているので、Bの方が上に出てきます。

もちろん、「今日の晩ご飯」で検索するとAの方が
上に出てきそうです。

色々書きましたが、私自身、料理の名称は名詞止めですし
(一応名詞止めにも理由はあるんですがw)
この記事に従う必要はないです。
あくまで第三者やロボットが分かり易い言葉を
選ぶことが基本という事です。

3.1.3.画像の説明を入れる

 ブログやWebサイトに画像を入れる事がありますね。
その場合、画像の説明を正しく入れる事が大切です。
また、
htmlタグが触れる場合、altを正しく記載することが重要です。
画像の前後には、必ず画像の説明を文言で入れましょう。
これも、ロボットに認めてもらうための手法です。
画像と記事が一致していたら、検索結果に画像が出力されたり
画像検索でも優位に立てます。
でもこれは、あくまで「その方が良い」程度です。
実際は4章の方向となっていきますので、
考慮が必要です。

4.システム的な対策をする

本章は、システム的な対策について説明します。
具体的には、Webサーバのhtml構文を記載する
文法での対策です。私が一番書きたかった記事です。
1.2で、検索エンジンがブログやWebサーバを
骨までしゃぶるといいましたが、これに付いて
もう少し詳しく見ていきたいと思います。

4.1.ロボットが欲しい情報とWeb管理者が提供する情報

検索エンジンは、どのようにブログやWebを探っているのでしょう?
一般的な、Webサーバのマークアップ言語はhtmlです。
ブラウザは、htmlで記述しているものを解読して画面に表示します。
htmlでは、主にWebサイトの見栄えを整える文法が多いです。

検索エンジンのロボットも同じように
Webサイト上のhtmlを解読するのですが、
少し違います。

検索エンジンが知りたい情報は、
Webサイトの「見栄え」等ではなく
  • この記述は人物なのか記事なのかレビューなのか
  • この記述はどこの誰が書いたのか
  • レビューなら評価はいくつだ
  • この料理の画像は
  • その他無数の情報
なのです。
これら(セマンティックデータといいます)は、
検索エンジンのロボットが、自分で解読しながら
判断しなければなりません。
つらつらと並べられた日本語の中から
必要なセマンティックデータを吸い上げて
データーベースに登録しているのです。

最近では、ロボットがjspを読み込んだりして
どんどん人間化しています。ただし、
ロボットがサポートしないと決めている
「Flash」などの使用は厳禁です。
現在は検索結果に警告が出る程度ですが、
そのうちインディックスに出なくなるかもしれません。

3.1章では、コンテンツの書き方を
工夫することによって、検索エンジンに
理解してもらうための方法を、記載しました。

この章では、セマンティックデータを
検索エンジンに強制的に通知する方法を
記載します。

例えば、XMLで
<氏名>性=”鈴木” 名=”はるか”</氏名>
と記載すれば、解読した人に、正確な氏名
通知する事が出来ます。

これ↑は、私が今、即興で考えたルールですので
何の意味も持たない要素です。
しかし、Webサイトを運営する我々と
検索エンジンの双方に共通のルール
あったらどうでしょうか?

私たちが、これがレシピだ、これがレシピの画像だというのを
直接マークアップ言語で記述して、記事に組み込む事により、
「検索エンジンが誤解無く理解できる」なら、
ものすごく効率が良くなると思いませんか?

そうなのです。

共通のルールがあれば、
検索エンジン側も我々も、
格段に効率が良くなるのです。

ただし、それは公式なルールが一つだった場合の話です。
公式ルールがいくつもあったら、何を採用して良いのか
迷いますよね。
いくつもの検索エンジンやサービスに対応する為に
同じ物を別の言語でいくつもマークアップしたりしなければ
なりません。それは非効率ですよね。

また、各社には自分の「立場」というものがあります。
  • Googleはそんなの知らん、それはYahooだけだろ?
  • Microsoftはそうかもしれないけど、Googleとyahooはしらんよ。
  • アメブロは、yahooに最適化するけどGoogleなんてしらね。
  • WordPressはどこのエンジンとも共通化せんぞ、エンジン側が合わせるべき。

というカオス状態が起こりえます。(この例は私のデフォルメ)

実は私が勉強している今、
既にカオスになっていた事に気付きました。

検索エンジン側が、使いたいルール
Web管理者側が組み込みたいルール

これらは、一致させておかないと、
検索エンジンもWeb管理者も、双方が不幸になります。
betaとVHSと同じです。Blu-rayとHD-DVDと同じです。

では、次章でどんな状態なのか見てみましょう。

4.2.インラインマークアップ言語とその状況

ということで、現状をまとめてみました。
これだけみたら、新規にWebサーバを立ち上げたら
何を採用していいのか、迷いますね。
しかも、WordPressを導入するなら、その選択肢も限られます。

  • Microformats・・・・Wordpressで採用、Microsoftが推奨
  • RDFa・・・・・Facebookなどで採用
  • Microdata・・・・Googleが推奨Googleは現在JSON-LD推しです。

と、マイナス方向に向かって行きそうですが
実は、明るい光が差してきました!!

Yahoo、Google、Microsoftの3社が協議して、
Schema.orgという組織を立ち上げ、共通化する事としたのです。
Schema.orgは、JSON-LD、RDFa、Microdataで記述できます。
どうやら、私たちはSchema.orgで定められた
マークアップ方式を利用して、Webサイトを構築しなければ
ならないようです。

ということで、これからWebサイトを立ち上げたり
ブログを始める場合、JSON-LDとかSchema.orgとか
少しばかりでも気にしておいた方が良いでしょう。

GoogleがSchema.orgの要素定義を使い、JSON-LDでマークアップすることを
推奨してることから新規にシステムを考える場合は、
JSON-LDを使って、最適化するのが良いと思われます。

ところで我がアメブロが、
どのような状況かみてみました。
うあああ、なんですかコレw
ヘッダ部になんか[]が付いたりして、
これも何かのマークアップのルールなんでしょうか?

「はるかのひとりごと」で検索してみた
header

↓は、アメブロが、勝手にマークアップしています。
[はるかのひとりごと]-[はるか]さんのブログです。
いあいあw
全然エンジンに認識されてないですから・・・
括弧付きでそのまま出るなんて、
なんか見ているこっちが恥ずかしくなります。

ということでアメブロのSchema.org対応、
末永く待っています・・・。

その前に、このブログはwordpressなので
Microformatsでマークアップしています。

最後に、検索エンジンについて
もう少し詳しく知りたい場合、
次の記事も合わせて読んでくださいね。

Googleの検索順位システムを探る
Googleの検索順位システムを探る

それじゃ、またね♪

この記事は 2015年09月03日07時38分 に更新

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(Haruka Suzuki)
仕事:金融システムのSE
好きな物:スイーツ、絶景
趣味:お菓子/アニメ/多趣味

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