『小説』永遠ップ(とわっぷ)1


<2013年12月22日追記>
続編を作りました。
永遠ップ2
【はじまり】
 頑固で怒りっぽい父、それを補完するかのように温厚で優しい母、こんな両親に育てられた私はごくごく平凡な人生を歩む・・・はずだった。
 大学は普通に4年で卒業したけど、とある事情から今は研究所に勤めている。
研究所と言っても、学校・政府の機関などでは無く民間が出資している一般の企業だ。民間?そうだよね。朝は8時30分から始まるし、夕方は17時15分まで勤務が必要である。体たらくな大学生活をしていた私は、朝起きて出社すること自体が大変な苦痛だ。私がこの研究所に入社できたのは、至極当然の流れだったのかもしれない。
 父はこの研究所の研究員で、母も同じ研究員である。コネと言われればそれまでだが、それ以外でも大きな理由があった。私は普通では無いのだ。しかし、はるかは実力で入社した。はるかは私の友人で、大学の時同じゼミだった。
 なぜ同じ会社に勤めているのか?一度本人に聞いてみたことがある。
 はるかは「絵美に付いて行きたかった」と毅然と答えたが、何を考えているのか全くわからない。
 まあ今でも、全く変わっていないのが嬉しい。
 そういえば大学の時の研究論文は、はるかと二人で書いた。ほとんどはるかが書いてくれたので、私はサポートしただけだった。
 研究題名は「テロメア欠損による遺伝情報の欠落と突然変異の発現」であった。
 まだ卒業してから数ヶ月しか経過していないのに中身はサッパリ思い出せない。こんなことでよく卒業できたものだ。
「何ぼ~っとしてるのよ」
 ツインテールが後ろから話しかける。
「なんだ、はるかか、年甲斐も無くよくそんな髪型にできるわね」
 私はいつもと同じ皮肉を言った。とはいうものの、ツインテール以外のはるかは想像できない。
「何言っているのよ21世紀には大ブームだったんだからねっ絵美こそ毎朝そうやってぼ~っとしてて、よく給料もらえるわね」
 はるかは言い放った。
 そう、私の名前は絵美、馬場絵美という。
 はるかは、今から200年も前の昔話を持ち出し、当然です、という絶対の自信を持った顔で、すましている。私は、そんなはるかに対して言った。
 「今は2222年23世紀!よく200年も前に流行ったことを根拠にできるわね」

 「そんなことよりあのフランス人、またちょっかい出してない?」
 はるかは、急に心配そうな顔をして私をのぞき込む。フランス人というのは
同じ研究チームの主任で、ピエールという。金髪で背が高く瞳の色はラピラズリだ。
皆、好青年だというが、私は軽薄そうな男が大嫌いだ。別に過去にトラウマが
あった訳では無い。単にたいしてよく知りもしないのに、馴れ馴れしくされるのが
嫌いなだけ。
 フランス人と言えば、はるかの母はフランス人で、はるかは俗に言うハーフだ。
なので、日本人なのに黒髪では無く濃い金色をしてる。瞳はブルースピネルだ。
はるかの瞳は神秘的で、普通に会話をしている最中にも、思わず見つめてしまっている事がある。
「言ってるそばから・・・」はるかは、両手を広げて肩をすくめながら、
私の斜め後ろを気にしていた。私は、すぐに振り返るとそこには、
ピエールが微笑みながら立っていた。
「な・な・な・なんなのよ」慌てて声が出ない。
ピエールは、いつもの片言の日本語で私に話しかける。
 「エミ キレイダヨ」
 「ちょっと、いい加減にしなさいよ」
 「イイカゲン ジャナイ ホントウ」
ピエールは、なぜ私が剣幕な態度を取っているのか分からない素振りをしながら
はるかの方を見る。
 「ハルカ モ カワイイネ」
 「あら、ありがとう。わたしは『モ』なのねフフッ でもね、ピエール。もう少し
相手の事を考えないと本当に嫌われるわよ」
この当たりのあしらい方は、はるかの方が上手(うわて)だ。
 「エミ ゴメンネ」
ピエールは頭を下げる文化圏で育った訳では無いのに、ぎこちなくお礼をする。
 「そ、そ、そうよ。挨拶で言う事じゃないんだからね」
ピエールは、お世辞の使い方がまだよく分かっていない。挨拶程度の気持ちで
綺麗だと言われれば、逆にムカッとしてしまう。
そうだ、ここは少し意地悪してやろう。
 「ピエール、じゃぁ『人がゴミのようだ』と言ってくれたら許してあげる」
 ピエールは、アタフタしているが、意味も分からず私の指示に従った。
 「ヒトガゴミノヨウダっ」
 「キャハハハハハ」と私とはるかは大笑いした。
 私は古いイメージが大好きだ。イメージというのは映像の総称で、大昔には映画とか
アニメとかいう言葉があったらしい。現在では三次元立体映像で音声付きがイメージに
相当する。
 私はピエールにムスカというあだ名を付けている。ムスカというのは、
20世紀のイメージに登場する悪者だ。
 「ハルカ アレ ワカッタヨ」
 ピエールは、はるかの方を見ながら、少し厳しい顔になった。はるかは「そう」と
言い私を一瞥した後ピエールと共に会議室に消えた。
 私には、分からない事が多すぎる。この会社はどうやって収益を得ているのか。
父母は世界的に有名な学者であるが、その研究で得をするのは誰なのか。
 私のこの力は、一体なんなのか・・・。
 そう、力。まるで一昔前のSFイメージだ。
 事の発端は2年前だった。大学生の私は、この会社の研究所に連れてこられ
モルモットにされた。という言い方はあまりよくないか。私は特に嫌な思いは
していない。
 研究所に連れてこられたのは、私の特殊能力を検査するためだった。
 実験は簡単なものだ。密室にテーブルがひとつある。その上に赤と青の皿が置かれている。
壁は真っ白で、窓は無い。各種の測定器やカメラ、また観測機器もすべて壁の中に
埋め込まれており外側からは、何があるのか分からない。
 赤と青の皿は、約30cm離れている。 赤の皿の上には直径1cmほどのサイコロがひとつ
置いてあった。青の皿には何も無い。
 私の特殊能力とは、赤の皿の上にあるサイコロを青の皿の上に転送する力だ。
こんな馬鹿らしい事が本当に起こる。原理はまるで分からない。それを調べているのが
父や母の研究なのだ。
 いつから、こんな事ができるようになったのだろう。でも、私から見ればなぜ
他の人ができないのか?と思えるほど、自然な事であった。
 少し集中すれば、転送は成功する。ただし、転送できる大きさは1立方センチ
メートルが限度で距離も最長で30cmだった。正直言って使い道の無い能力だ。
これで体や大きな物が転送できるのなら、もっと使い道があっただろう。
刺身を食べるときに醤油が欲しければ、醤油を転送できるし、
買い物に行きたくなったらデパートに自分を転送すればいい。
それこそ20世紀のSFイメージの世界である。
 でも、この小さな実験は、もの凄く大きな成果だったらしい。
 私にはよく分からないだが、父の説明によると、なんでもこの物体転送速度は
光速を超えているそうである。厳密にいうと、光速よりも秒速30万キロメートル程度早い。
それは何を意味するかというと、速度がゼロという事である。物理的には絶対に
あり得ない現象だった。しかし、現に目の前で起きている。
 父は、物体の転送では無いという。私は何度聞いても分からないだけれども、
物体が移動したのでは無く、最初からそこにあったのだということらしい。
 よくわからない。母は、後に私のこの能力に『観測力』という名称を付けた。
私の能力は、極度の観測力を保有している事らしい。そういえば、観測力については、
はるかが私に良く教えてくれたっけ。
 はるかは、いろいろな事を知っている。中でも面白かったのが
シュレディンガーの猫の実験である。猫にとってみれば、とんだ災難だが、
猫を箱の中に閉じ込め、放射線の測定装置と青酸ガス発生装置を入れる。
測定装置がある特定の波長を検出すると青酸ガスが箱の中に充満する。
しかし検出しなければ、ガスは発生しない。箱の外から中を見ることはできない。
この様な実験である。この状態でガスが発生する確率は50%である。
しかし、中の猫が生きているのか死んでいるのか、誰にも分からない。
誰かが、箱を開ける事により、猫が死んでいるか生きているかが分かる。
逆に言うと、箱を開ける前は、猫が生きてる世界と死んでいる世界の二つがあるという
理論である。
 私の能力は、猫が生きている世界と、死んでいる世界という二つの世界があった場合、
どちらか一つの世界に、世界を集束させる能力の事らしい。
 たとえば猫が生きていると願えば、それが現実となる能力のようだ。
 実際にこのような実験は行われて無いだろうが、何の罪も無い猫が殺されるなんて、
嫌な話である。
 シュレディンガーの猫には、生存のみの世界があって欲しいと切に願う。
 ところで観測力についてであるが、私が格好いい男の子と出会うと願えばそうなるか?
実際にやってみたが、世の中はそんなに甘くない。私の観測力が通用するのは
今のところ、サイコロ程度の転送のみである。
 何にせよこの2年前の実験から、私の生活は、慌ただしくなった。
私の力を解析して、新しい物理法則を誕生させたのだ。その功績者がピエールである。
 ピエールは20代前半にしてノーベル賞を獲得した天才である。
彼が予言した超越した理論は、ワープである。物体が光速を超える唯一の方法だが、
だれもそれを発見できなかった。しかし、彼の功績で実用実験段階までこぎ着けた。
【転送実験2時間前】
 今日は、世界初の物体転送実験の日だ。
 こんな実験が公表できるはずも無く内密で行われている。そんなところに私が
呼ばれるというのも、アンマッチな話あるが、どうやら実験功績者の一人に
なっているらしい。
 ここは伊豆七島のひとつ、式根島である。父は、この実験は安全だと言っているが
はるかは、違うという。実験が本当に安全なら東京のど真ん中に設備を構えればよい。
それなのに、こんな離島に、しかも住民を全て追い出して設備を建設しているなんて
確かに徒言では無い。
 新島を一望できる実験棟の屋上で、たたずんで居た私にツインテールが
話しかける。
 「絵美、ちょっと言っておきたい事があるの」
 はるかが、まじめな話をするなんて何か裏があるに違いない。いつもの冗談で
ごまかして欲しいと思っていたが、どうやら本気である。私は「分かった」といって
屋上を後にして、会議室に向かった。
 「絵美、私たちの論文覚えてる?」
 はるかは、唐突に言った。
 「ごめん・・・忘れた。というより何の論文かも思い出せない。アハハハ」
 「そうだと思ったけど、実はね。あの論文はあなたのために書いたのよ」
どういう事だろう。論文は学生時代必ず書かなければならない成果物であった。
それが私のためって言われても、何の事だか分からない。
 はるかは、続けて言った。
 「絵美の観測力は、突然変異でどんどん増大しているの」
 「なんでそんな事がわかるの?」
 「偶然にも馬場家の過去300年分のDNAが手に入ったの。
あなたの母は知っていたのね。そして、そのゲノムデータを解析して
あなたの観測力が徐々に強くなっている因子を発見したの。それが、あの論文」
 「強くなってもいいじゃん。願いが叶ったり遠くに転送できたり、いいことばかりじゃん」と、
 全く実感が沸かないのでおちゃらけて見せた。
 「そんな事は無いわ。たとえば、絵美が『はるかという人物は存在しない』と願えば、
その瞬間私は消えることになるのよ」
 そもそも私は、そんな事を願わないし、そんなに都合よく世界が動くはずがない。
 願った事がなんでも叶うなんて、魔法かおとぎ話の世界だわ。
私は話半分に聞いている。
 はるかは、その状況を察知したのかブルースピネルが一段と輝き、信じて欲しそうに
私を見つめている。私は、いつものように目に吸い込まれそうになった。
出てきた言葉は
 「本当・・・なのね・・」という間抜けな台詞だった。
 はるかは「そう」と軽く相づちを打ち続けた。
 「絵美の子孫は、今から千年以内に万能な観測力を保有した、神のような人物になるわ」
 千年とか言われても全く実感が無いし、今の私がどうこう考える事では無い。
 話が大きすぎて、思考がまとまらない。今すぐなにか起こる事でもない訳だし。
 戸惑う私に、はるかは優しく口を開いた。
 「絵美は、絵美のままでいいのだけど、何か対処が出来ないか調べてたの」
 やっぱり、はるかだ。解決法まで考えて居たのだ。私は期待して、
 「対処できるの?」と、少し明るく言った。
 「うん。絵美の力はね。たぶんだけど、最初は本当に微細な力だったの。
簡単にいうと、好きな男の子に自分の気持ちを転送するような些細なこと。
それが何百、何千世代を経ることにより、突然変異でどんどん強化されて、
今の絵美のように物体を転送できるレベルにまでなったの」
 私のご先祖様は、とんでもない乙女趣味だったのだ。好きな男の子に自分の
意思を伝えるため、好意を男の子に転送したのだ。なんて不器用なの、ご先祖様・・・。
 この話が本当であれば、私はその乙女趣味の子孫ということになり、
母だって同じである。今から考えれば、母や私が異性に対して不器用なのは、
馬場家の血が原因と、いうことになる。
 少し考え込んでしまったが、対処法があるというはるかに期待してみよう。
 「で、どうすれば対処できるの」
 「私は、馬場家の観測力が強化されている因子を突き止めたのだけど、
その変異を今後、拡大も縮小もさせず『維持』できる方法を発見したの」
 「『縮小』じゃないの?」
 「うん、だって馬場家に必要だから備わった能力だって考えられない?」
 なるほど。私がはるかに惹かれるのは、こういった思考の持ち主だったからだなあと、
改めて痛感した。私は嬉しくなって
 「じゃ維持で、いこう」
と満遍の笑みで答えた。はるかもニコニコしながら、
 「うん。じゃ結婚して?」と、言った。
周囲の空気が一気に凍結して、ダイヤモンドダストでも発生するんじゃないかと
思うほどの衝撃を受けてしまった。
 はるかは、良く奇怪な事を言うが、これほどまでに可笑しな事を言ったのは
初めてである。私も、まさか女の子からプロポーズされるとは思っていなかった。
どうせ冗談でだろうけど。
 「バ、バカじゃないの?」と、一応驚いて見せた。
 はるかは、さらっと
 「うん。冗談」と、流した。
 しかし、どこから結婚が出てくるんだろう。本当にこの娘は分からない。
 「対処法は非常に簡単でXY染色体の一部を改ざんした精子と絵美の卵子が
受精するだけで、誕生する子の観測力は、大きくも小さくもならないわ」
 なるほど、男性側で対策をするのか。
 でも、将来のパートナーに遺伝子操作をしてくれだなんてお願い
普通に出来ないと思う。
 私は、はるかに訪ねてみた。
 「それって、男の人に遺伝子操作を行ってもらわなきゃでしょ?」
 「うん。絵美は、理解が早いね」
 そんなに褒められても何も出ないが、はるかはまだ、何か言いたそうだ。
 「知っての通り私の染色体はXX型なのでそのまま精子にはできないわ。
だけど天才の私は、私の細胞からiPS細胞を生成し、疑似X染色体の精子を
生成するところまで成功したんだよ(笑)」
 「で、どうすんのよっ」私は段々苛立ってきた。はるかの言う事は大方想定できる。
 「絵美の卵子と私の疑似精子を・・・・」話の最中に私は
 「や、やめてよ、気持ち悪いっ」
 「ご・・・ごめん」
 はるかの冗談は、どこまで本気なのか分からない。
 でも縮こまっているはるかは、ぼそっと「本気なのに」と言っているように
聞こえた。
 「冗談は置いておいて、ハイこれあげる」
 はるかは、自分の瞳と同じブルースピネルのペンダントのような物を差し出した。
ペンダントトップは1cmにも満たないが、おそらくメモリチップとイメージ再生装置だ。
 「絵美にさ、大切な人ができたらさ・・・使ってよ。私、この開発に命賭けてて
たんだから」
 私は「大げさだよね」と一笑した。
 このペンダントは、はるかの大傑作のようだが、どうやって使うのだろう。
 「使い方は、大事な人ができたらためして見て。説明イメージが出てくるから。
 それまでは、見ちゃだめだよ」
 「だから、使って何するのよ」
 「男性に対して、遺伝子操作ができる針がズバッと出てきて・・・男を刺しまくる」
 「あなた、本当に男には容赦ないのね」
 はるかは「うんっ」と、何の悩みも無くあどけない少女のような笑顔で答えた。
 「使うかどうかは、別としてお礼を言っておくわ。ありがとうはるか」
 「どう致しまして、絵美の子孫が神になって人類が滅亡しちゃ困るからね(笑)」
 はるかが開発するものには、絶大な信頼がある。遺伝子を操作するような行為だって
怖くない。はるかが私のためにやってくれたのなら。
 ペンダントには派手さが無かった。そう私の好みを知っているのだ。
小さな輪っかが幾つも連結されているプラチナのチェーン、小ぶりなブルースピネルに
プラチナのカバー。本当に私だけのために、作ってくれたのだと実感できる。
 私は、すぐに首にそれを付け、ペンダントトップをはるかに見せながら
 「似合う?」
 といい同意を求めた。
 はるかは、「はいはい」といい下を向いていたが、実は少し照れているのが分かっていた。
【実験開始】
 実験施設は、司令所と粒子加速場に分かれており、粒子加速場は直径300メートルほどの
円形の広場である。表面は真っ平らになっており、コンクリートで固められている。
 地下には様々な粒子を加速するハドロン加速器が埋め込まれている。
 円の中心付近には、実験で使用する人口衛星が置かれており、この人工衛星を
火星衛星軌道に転送するのが、今回の目的だ。
 私の居る司令所は、300インチの大型ディスプレイと、各種イメージ表示装置があり
数十人のオペレータが居る。オペレータには各々自分専用の端末があり、
役割に応じた状態表示となっている。
 司令所を仕切っているのは、父であった。
 父が、実験開始の合図をする。
 「実験開始」
 それと同時に復唱や、オペレータの声が司令所に響き渡る。
 「ハドロン加速器、エネルギー充填率70%」
 「ヒッグス粒子加速器、加速開始」
 「ヒッグス粒子加速器、加速を開始します」
 「ボソン正常」
 「ゲージ粒子、臨界到達」
 「ボソン、フェルミオン値すべて正常です。実験成功です。」
 その合図と同時に司令室は、歓声に沸き立つ。
 「よし、行くぞ、転送開始」
 「転送を開始します」
 ブー・ブー・ブー・ブー・ブー・ブー・ブー・ブー
 けたたましい警告音が司令所に響き渡る。
 「指令、た、太陽からデリンジャー来ます」
 「なんだと!!!」
 父は、それまで毅然と進めてたはずなのに、急に顔をしかめて
怒号を浴びせる。
 「なんだ、何がおきてる」
 「太陽からのニュートリノ多数飛来、実験設備に甚大な損害が想定できます。」
 「かまわん実験中止、全ての加速装置の減速を開始せよ」
 「加速装置、減速開始します」
  ブー・ブー・ブー・ブー・ブー・ブー・ブー・ブー
 「だめです。加速装置の臨界が収束しません」
 「主電源を切断しろ」
 「指令、それは出来ません。今電源を落とすとハドロン加速器が暴走して
シュヴァルツシルト半径を維持できず、周辺がブラックホール化します。」
 「どうしたら・・・」
 うなだれる父に、ピエールが助言をする。
 「ヨそく と ジョウホウシュウシュウ に ウランディヲ ツカッたら?」
 「そうか、まず現状分析が最優先だ」
 なにやら、大変な事が起きているようだけど、私には意味が分からない。
はるかは私のとなりで、父と同じような深刻な顔をして三次元イメージを見ている。
 父は少し動揺が和らいだのか、いつもの口調に戻った。
 「全データをウランディに入力、今後の事象をシミュレーションせよ」
 と言い、オペレータは
 「全データ、ウランディに入力します。シミュレーションを開始します。」と復唱した。
 「し、し、指令、転送先の座標が歪んで居ます。こ、この座標は
  ダイモスですっ 現在、火星衛星軌道上のダイモスに固定されています」
 「何っ!!!」
 「こ、これは、想定外の事象です。空間維持曲線反転、来ますっ」
 その瞬間粒子加速場の中心部が、真っ黒な物質で覆われ空間が歪みはじめた。
 「く、空間が虚数化しています。論理的にありえません」
 「何を言っている、現実に起きているんだぞ、事実を直視しろ、ウランディはまだか」
 「指令、ウランディのシミュレーション結果出ます」
 「よし、読め」
 「空間がデコヒーレンス化し、小惑星が地球に転送される。その後、小惑星は
地球上で蒸発、飛散した地殻を含む地球表面は、成層圏まで達する。今後100年は
日傘現象で氷河期に突入し、その後エントロピーを増大させた飛散物質は地上に降り
温暖化を誘発、それ以降200年にわたって温暖化が進む。人類生存確率0.000012%」
 それまで、活気だっていた司令所は、一挙に静まりかえる。
 「わかった」
 父は、小さな声で言った。
 そう言った瞬間、大きな声で続けた。
 「小惑星ダイモス、転送までのインターバル算出」
 「小惑星ダイモス、転送までのインターバルを算出します」
 「結果、出ました。約120分後です」
 「わかった。全政府機関へ通達、PIGGプロジェクト発動、責任はすべて日本でとると
連絡しろ」
 父は、私のそばに来て「たのむ、おまえは生きろ」と言った。
 何のことだか、分からなくておろおろしていたら、父が続けた。
 「ピエール君、絵美を頼む」
 「ワカリ マシた おとうサン」
 「え、なにPIGGってなに?」
 私は、ピエールに引っ張られ、司令所の外に連れ出されそうなった。
とっさに私は、はるかの左腕をしっかりと掴んだ。ピエールが引き離そうとしたが
私がはるかを離さなかったのを見て、あきらめた様だ。
 はるかは、私が掴んだ手の上に、優しく自分の手を重ねた。
と思ったら、いきなり私に抱きついてきた。
 「絵美、パスワードは私たちが最初に大喧嘩した『もの』ね」
 今はパスワードの話なんかどうでもいい。
 「そんな事、どうだっていいわ」
 「私も、あとですぐに行くから、元気でね」
 はるかのブルースピネルが、一瞬潤んだように見えた。
 私は、声を出すことができず、頭を小さくかがめ、分かったという意思を伝えた。
 深刻に女の子同士の話をしている最中にピエールが
 「じカン ナイ」
 全くセンスの欠片も無い。この御仁はどうも空気が読めないらしい。
私は、ピエールに連れられて歩き始めた。ずっとこちらを見ているはるかが、
どんどん小さくなっていく。
 ピエールに連れられ、司令所を後にした私は、さっきの質問を繰り返した。
 「ピエール、PIGGプロジェクトって何?」
 「Purge Interface Globe Generation Project ノ コト」
 「はぁ?地球隔絶 プロジェクト?」
 「うん、 せんソウ、ナイらん ナドデ じんルイガ ちきゅう ヲ みステル プロジェクト」
 そうこうしているうちに、地下の設備に辿り着いた。
 そこには、小型シャトルのような宇宙船があった。コックピットは二人乗りのようだ。
 ピエールに狭いコックピットに押し込まれ、その後からピエールも乗り込んだ。
 「地球を見捨てて、どうするのよ。地球の人は?」
 「えみ ツキ ニ とぶ えみ ハ PIGG ノ ジュウヨウ じんブツ」
 「だから、何よ」
 「エミ ベルト しめて」
 「ちょ、ちょっと」
 その瞬間、もの凄いGが体を襲った。地下設備から一瞬で上層大気まで上昇した。
 ピエールは、色々な計器を操作してスピーカのモニターをONでした。すると、
父の声がモニタから流れてきた。司令所の会話は、聞くことしかできず、
交信はできないようだ。
 「地球上の全遺伝子データ、文化情報を月基地ノラに転送せよ」
 「地球上の全データ、ハワイのすばるを中継し月基地ノラに転送開始します」
 「だめです。中継衛星大破、バックアップ系低速回線がかろうじて
 繋がっている状況です」
 「現在の転送率は?」
 「22.79%です。アジア圏生体情報ロスト、海洋生物、地上動物情報ロスト・・・」
 「なってこった。殆どのデータが転送できていないのか、ノラの過去データをリストアせよ」
 「月基地のバックアップコンピュータ内データ件数、ゼロです。」
 「神は、そこまで人類が憎いのかっ。転送できている情報は?」
 「欧州文化情報、一部の人物データ、植物データ程度です。」
 「ここまでか・・・」
 ただならぬ状況が、音声だけでも伝わってくる。私とピエールは、無言のまま大気圏を離脱した。
 しばらくして突然、シャトルのシステムがしゃべり出した。
 「ようこそ、フェニックスへ」
 乗って居る小型シャトルに、搭載されているシステムがしゃべり出したのだ。
 「あなたは誰?」
 私は、システムに向かって問いかけた。
 「このシャトルは、地球周回軌道に乗り、スイングバイを利用して月まで行きます」
 「何のため?」
 私の質問に対して、コンピュータは少し考えて
 「生体認証開始、生体特定、馬場絵美、ピエール・ババール2名検出」
 「だからなんなのよ」
 「あなたは、PIGGメンバーです」
 「月で何をするの?」
 「300年のコールドスリープに入ります」
 「ちょっと、なんなのよ」
 「同じ仲間が46人居ます」
 「ちょっと、地球はどうなるの?」
 「私が起動しているという事は、地球は回復不能な重大な危機に直面しています」
 「地球はどうなるのよ」
 「おそらく、人類は滅亡します」
 「・・・」私は、声が出なかった。
 はるかは?父さん、母さん・・・・・。なんで私だけ。
 「馬場絵美、あなたは重要な遺伝データを保有しています。だからPIGGに選出されました」
 お願い、はるか、助けてよ。いつもみたいに笑ってよ。
 その瞬間、胸のペンダントから、三次元イメージが飛び出す。
 「じゃじゃ~ん」
 なんと、21世紀の二次元イメージで三次元化したはるかが登場した。
 「ちょっ」
 「パスワードを入力してください」
 は、はるかの声だ。
 パスワードって、さっきはるかが言ってた、最初に大喧嘩したモノ?
 私がはるかと喧嘩したのは、一度きりだ。私がサーティワンのベリーベリーストロベリーと
チョコレートミントのダブルをまさに食べようとした瞬間、横からはるかが
かぶりついたのだ。本当に、これから食べるという時に、はるかに全部持って行かれた。
よくあんなのを、一口で食べれるものだ。それが原因で、大喧嘩する事になる。
 パスワードは『アイス』かな。
 私は「パスワードは、アイス」とイメージに向かって言った。
 するとイメージは「じゃ、私がこの世で一番好きな人はだーれだ?」と質問を投げ返してきた。
 私は、はるかの父、はるかの母の名前を入力した。しかしイメージからは
 「ブッブー」というハズレ音が鳴り、もう一度入力画面に戻される。
 私は冗談半分で「馬場絵美」と自分の名前を言った。
 するとイメージは「ピンポン、大正解で~す」とはるかの声でしゃべった。
 同時に立体化された二次元イメージから、実写の立体イメージに変わり、
はるかが登場した。
 「絵美、これを見ているという事は、あなたに大事な人ができたのね」
 「そんなこと無い」私はイメージ相手に、何ムキになっているのだろう。
 私の受け答えを想定しているかのようにはるかは、続けた。
 「ううん。別にいいわ。残念だけど私はふられたのねフフフ
 このディバイスは、話したとおり男性の遺伝子情報に修正を加えるわ。
 相手の許可もちゃんと取ってね。使い方は、簡単だよ。
 このペンダントを男性に渡して『バルス』と叫ぶだけ」
 私は、呆れかえった。シリアスな展開なんだろうなと期待したのが
バカらしくなった。
 「どうせ私のこと、バカにしてるでしょフフフ」
 私の考えは、全て読まれていた。
 「最後に、気付いていると思うけど、私は絵美が好き。
 ライクじゃなくラブのほう。でも、女の子同士でこんな気持ちを伝えたら、
困るよね。絵美の事、一番大切に思って居るからこそ、自分の気持ちを抑えてたの。
 私はね、日本の大学に入ってからはじめて友達らしい友達ができたの。それが絵美。
それまで、勉強ばかりで、異性とかオシャレとか友達のことなど、全く考えた事が
なかったの。最初は、絵美の事を仲の良い友達と思って居たのだけど、
そのうち、ずっと一緒に居たくなったり、なんでも一緒にやってみたくなる衝動が
抑えられなくなったの。そして、絵美の事いっぱい調べて・・・。
 ごめんね・・・。
あとピエールは、本当に絵美の事を大事に思って居るよ。絵美は知らないと思うけど、
ピエールはいつも、私に相談してたんだよ。「絵美が絵美が」と。
私の気持ちを知らずにね。
 じゃ、メモリの容量が無くなるから、この辺で。
 隣にいる人と仲良くね。
 大好きだよ。絵美」
 私は、気がついたら瞬きを全くせずに、目から大粒の涙があふれている事に気がついた。
無重力で泣くと、こんな風になるんだ。
 はるかの立体イメージを手で掴もうとしたが、掴めるはずもなく
両手を宙に広げていた。
 【1800年後】
 「エミリー、早く準備しなさい。アルフォンスさんが来ているわよ」
 全く、朝からうるさいなぁ。私は、実験なんか興味ないんだから。
素敵なお庭を作っていれば、それで幸せなの。
 「はい、いま行くわ」
 私は母に、投げやりな返事をした。今日は、アルフォンスさんが変な装置を
作ったのでその実験を行う日だ。なんでも私の力が必要らしい。
 今日は、クワ王の島からもハッシー君が来ている。
私は、駆け足で外に出た。
 「よ!お寝坊さん」
 陽気に返事をするのは、ロビンだ。
なんでロビンが居るのだろう。
 「エミリーちゃん、朝からごめんね。うちの主人が」
 と、頭を下げるのはソフィーおばさんだ。一緒にペロちゃんも連れてきている。
 「だぁ。あうあう。(ペンダントを忘れるな)」
 ソフィーさんが、ペロちゃんの言葉を通訳してくれる。
 「さぁ、行こうか」
 行くと言っても、村の外れにある建物だ。歩いて5分も掛からない。
 すぐにその場所に到着した。
 実験は、私がペンダントを持ってインターネット?良く分からない?に
繋がるように願えばいいらしい。
 小屋にはよく分からない、機械がたくさんあった。殆どハッシー君と
アルフォンスさんが作ったようだ。
 「この機械は何?」
 私は、素朴な疑問を投げかけた。
 「これは、接続装置。旧世界に接続する装置さ。僕は天才だらね」
 突拍子が無くて全く分からない。
 その瞬間、ハッシー君の言葉を遮るように
 「何を言っておる。私の研究の成果だよ。」
 「あう。あう。だ。(この二人うるさい)
きゃ。あう。だぁだぁ。(現在の空間を量子変換し過去のネットワークと
論理接続する装置だよ)」
 「さすが、我が息子、ハハハハハハハッ」
 全くわからない。
 「まぁ、いいわ。ここで、私がそのインターネットとやらに繋がるように
願えばいいの?」
 という質問には、ハッシー君が答えてくれた。
 「無理だと思う。だってエミリーさんはインターネットを知らないでしょう」
 「ええ、はじめて聞く言葉だもん」
 「じゃ、伝説の花火島やルムトン遺跡は知っているよね?」
 「ええ、夏に花火大会を見に行ったわ」
 「それなら、簡単かもね。あの島をイメージして、
その時代に行くことだけを考えて」
 「分かったわ」
 私は、言われるがまま、ペンダントを持って装置の上で念じた。
 すると、一瞬黒い空間が開きすぐに閉じた。
 「アルフォンスさん、成功じゃないですか?」
 「まて、ちょっと調べてみる」
 アルフォンスさんは、タイプライターのような物をカタカタと叩いてる。
 「信じられん・・・信じられんが、繋がっている」
 「成功ですね。やっぱり僕は天才だから、出来ないことは無いのさ。」
 ほんと、分かる人だけで勝手にやって欲しい。私には何がなんだか、
全然分からない。
 「それで、これからどうするの?」
 ハッシー君は、得意そうに答えてくれた。
 「論理仮想空間を作り、彼らと交流します」
 「はい?」
 「この空間に、神話の人たちがやってきます。」
 「で?」
 「彼らの、文化、趣味、様々な情報を収集して、かつて神話の世界にあった
物を復元します」
 「よし神話の世界で、日本と呼ばれていた場所を中心に
仮想空間を復元してみよう。やる気が出てきたぞ」
 アルフォンスさんは、満遍の笑みを浮かべながら喜んでいる。
 「みんな集まって、なにをやって居るのですか?」
 そこに現れたのは、ウランディだ。一緒にイザベラも付いてきている。
 「これから神話の世界と交流するんだって」
 私は、意味も分からず現状を伝えた。
 「それは、素晴らしい。社交家の私の出番ですね」
 イザベラはウランディを見ながら
 「何言ってるのよ、神話の女の子に手を出したいだけじゃないの?」
 と、ツンツンだ。
 「社交家の私が、そんなことしませんよ」
 「嘘、おっしゃい」
 イザベラは、そっぽを向いている。
 丁度そのころ、後ろから黒髪の少女が現れた。
 「イザベラ、またツンツンしてるのね。全く、恥ずかしい子だわ」
 「サ、サトコ!あんたこそ何よっ」
 「イッセが面白い行事があるっていうから、せっかく来てあげたのに
 何その態度は??」
 「アルフォンス、私はこんなひねくれた子が居る仮想空間は嫌だからね。
 私とイッセだけの空間にしてよねっ」
 「そんな事をいったってなぁ」
 「それなら、僕も自分で作らせてもらいます」
 と、ハッシー君が割り込んだ。
 たぶん平和なピグ村は、これからどんどんと新しい文化、
空間が広がっていく。
 私もその中で、神話の人と楽しい時を過ごすことが出来たら、
嬉しいな。
<おわり>
-*-*-*-*-*-*
永遠ップは、永遠とワープの造語で、英語で書くと「TWOP」です。
これは、The World Of Piggの頭文字を取っています。
この物語はフィクションであり、実際に存在する人物・サービスなどとは
一切関係がございません。
それでは、次回の料理クエストでお逢いしましょう音譜

またねーラブラブ

『『小説』永遠ップ(とわっぷ)1』へのコメント

  1. 名前:☆ NANA ☆ 投稿日:2012/10/28(日) 18:27:04 ID:bd19f57ef 返信
    初コメです^^
    よろしくおねがします^^
  2. 名前:はるか 投稿日:2012/10/28(日) 20:05:11 ID:bd19f57ef 返信
    >☆ NANA ☆さん
    みてくれて、ありがとうございますm(_ _)m
  3. 名前:智慧 投稿日:2012/10/28(日) 20:08:21 ID:bd19f57ef 返信
    面白かったです(*^▽^*)
    最初、ちょっと私には難しい話かな?
    と、思ったんだけど
    一気に読んでしまいました♪
    特に、1800年後のとこは
    なぜかニヤニヤ笑いが止まらなかったです。
  4. 名前:はるか 投稿日:2012/10/28(日) 20:13:40 ID:bd19f57ef 返信
    >智慧さん
    読んで頂いてありがとうございます。
    1800年後の所を、もっと大量に書きたかったのですが
    尻すぼみになりました(>_<)
    やっぱり、期限に追われて書くものじゃないですね・・・。
    発想は、凄く未来の話で、人類は一度滅んでいる
    ・・・くらいしかありませんでした(^^;
  5. 名前:りるる 投稿日:2012/10/28(日) 21:05:16 ID:bd19f57ef 返信
    また読みたいッ><w
    感想書いていいのかアカンのかわからんので
    感想じゃないトコだけw
    おもろかった><w また読みたいッ!!
    もっと読みたい!!
    料理クエストしばらくなくていいかも・・・w
    (*/∇\*)えへw
  6. 名前:はるか 投稿日:2012/10/28(日) 21:26:23 ID:bd19f57ef 返信
    >りるるさん
    ありがとうございます。
    感想OKですよ。
    恥ずかしくって、どんな顔していいか分からないだけですwwww
  7. 名前:はるか 投稿日:2012/10/28(日) 21:37:16 ID:bd19f57ef 返信
    >りるるさん
    記述修正しましたw
  8. 名前:紫愛莉 投稿日:2012/10/28(日) 23:02:31 ID:bd19f57ef 返信
    はるかちゃん、すご~い!!!
    お料理も上手で、お話も書けちゃうなんて~!!
    面白かったよ~( *^艸^)
    あw
    コメ書いてて気づいたww
    みんなライフに出てくる人たちじゃない?
    気づくの、遅いって!!?( *^艸^)
    だってwお話の方に引き込まれちゃったんだもん♪
  9. 名前:はるか 投稿日:2012/10/28(日) 23:06:08 ID:bd19f57ef 返信
    >紫愛莉さん
    ありがとうです(*^_^*)
    凄く嬉しいです。
    ライフの世界の話を書きたかったんです。
    何で、菜食主義なのか?とか根拠を付けたくって。
    多分彼らは、動物を料理する術を知らないんですね(*^_^*)
  10. 名前:リリカ・プリズムリバー 投稿日:2012/10/28(日) 23:11:08 ID:bd19f57ef 返信
    もう!
    初小説って ホントですか?
    すごすぎですよ \(゜□゜)/
    知識の裏付けのある
    濃厚な お話で のめり込んで
    よんでしまいましたよ 
    観測者とか シュレディンガーの猫とか
    つぼ です www
    島でのお話は 「ノエイン」を
    彷彿させる 緊迫感 !!
    お話に 引きずり込まれます 
    続き とっても たのしみです o(〃^▽^〃)o
  11. 名前:はるか 投稿日:2012/10/28(日) 23:14:46 ID:bd19f57ef 返信
    >リリカ・プリズムリバーさん
    どうも、ありがとうです。
    初ですってw
    何度も言いますが、私が小説を書こうと思ったのは
    リリカさんのプロフィールをみたからですよ。
    この物語は、リリカさんとお知り合いにならなかったら、
    誕生しませんでした(o^^o)
    もう少し、ちゃんと書いてみたいと思います。
    料理クエストが無いときに、頑張ってみようと思います。
    ありがとうございますm(_ _)m
  12. 名前:milky 投稿日:2012/10/29(月) 00:15:30 ID:aaa882ef0 返信
    すごいね!ヽ(゚◇゚ )ノ
    初小説とは思えない!!!
    今、ちょいと酔っ払いなんだけど、一気読みしたww
    明日、もう一回ゆっくり読みなおすーー!
  13. 名前:はるか 投稿日:2012/10/29(月) 00:18:53 ID:aaa882ef0 返信
    >milkyさん
    ありがとーーーーー(o^^o)
    実は、帰ってくるの待ってたんですよw
    うぷをwww
    でも、酔ってそうですから、明日に期待します(^_^)/
    お互い、明日の仕事が(>_<)
  14. 名前:みお 投稿日:2012/10/29(月) 01:02:01 ID:aaa882ef0 返信
    この前読ませてもらった続きだあるぅぅ(>v<)v
    私ォバカだから難しいところ理解できてなぃけど・・
    ムスカ様のセリフとか・・
    「ツインテールが話しかける」とか
    笑っちゃった( ´艸`)w
    はるかちゃんほんとにスゴイですo(>v<)o
  15. 名前:はるか 投稿日:2012/10/29(月) 08:45:24 ID:aaa882ef0 返信
    >みおさん
    読んでくれてありがと~(^o^)
    いや~素人なんでよく分かって無い部分が多いです。
    ちょっとですが、書き方とか勉強したいと思っていますw
  16. 名前:ふみか 投稿日:2012/10/29(月) 11:47:13 ID:aaa882ef0 返信
    読み応えがありますね~。
    だいじょうぶ。わたしははるかちゃんについてゆきます。
  17. 名前:はるか 投稿日:2012/10/29(月) 12:05:51 ID:aaa882ef0 返信
    >ふみかさん
    読んでくれてありがとう(^o^)
    今回、どうしてもライフのお話を完結したかったです。
  18. 名前:☆ NANA ☆ 投稿日:2012/10/29(月) 16:54:33 ID:aaa882ef0 返信
    >はるかさん
    いぇいぇ^^
  19. 名前:milky 投稿日:2012/10/29(月) 21:56:51 ID:aaa882ef0 返信
    読み直したよ~♪
    面白かった!ピグの人達が出てくるのも、面白いけどはるかちゃんの恋心が切ないー><
    絵美ちゃんも、どこかではるかちゃんの気持ちは分かってたんやろか・・とか考えちゃったww
    次回作も期待してるよ~
  20. 名前:はるか 投稿日:2012/10/29(月) 22:44:31 ID:aaa882ef0 返信
    >milkyさん
    何度も読んでくれて、ありがとうです(o^^o)
    絵美ちゃん、どこまで分かっているのでしょうね。
    多分、絵美ちゃん自身も気付いていないという風に、
    私は書きたかったのでは無いかと思います。
    自分が死にそうな時に、一番最初にだれを
    思い浮かべるか。彼女は気付かずに
    はるかちゃんを頼っているのですね。
    なんちゃって、はずかしいってばよw
  21. 名前:藤咲花梨 投稿日:2012/10/30(火) 13:34:36 ID:6d4768eed 返信
    なんとなんと、牧歌的なイメージのピグ村ですが。
    実はその裏に、このようなSFチック要素が!!
    読んでて面白かったです。こういう発想は斬新で興味深かった!!初挑戦お疲れ様です。
    これからが、楽しみですねー。続き待ってます。
    はるかちゃんはラピュタすきなんだなぁって。
    ちょっと読んでて思った花梨なのでした。
    あたしは、小説を書いてみようと思い立っては途中で投げ出してきた性分です^^;てへっ☆
  22. 名前:はるか 投稿日:2012/10/30(火) 14:31:59 ID:6d4768eed 返信
    >藤咲花梨さん
    よんでくれてありがとうございます(o^^o)
    奥の深い詩が書ける花梨さんの、足下にも及ばないですよw
    最初は、なんで植物しか食べないんだろう?と
    凄く不思議でした。宗教的な理由ではないと決めつけ、じゃなんだろうと・・・
    そんな矢先アイランドの花火でした。
    「花火を発掘する」という行為が、結構衝撃でした。
    このあたりのヒントをパロディとともに
    つなぎ合わせた感じです。
    ラピュタ大好きです。
    世代的には、違いますが私が知るきっかけになったのは、
    動画サイトです。
    それまでアニメとかあまり見る人では無かったのですがw
    続編・・・書きたいです。今度は、期限を切らずにやろうと思います。